玄人指向の玄箱という製品を買いました。この商品はMelcoのリンクステーショ ンからHDDを抜いた商品です。Linuxベースのシステムで、ファイルサーバとして 使えます。Linuxが入っていますので、その他のサーバとして使うこともできま す。
この製品にモニターなどはついていません。設定は添付のCD-ROMを使って、 Windows上で設定プログラムを実行し、ネットワーク越しに設定します。 設定はうまくいくのですが、使用することができません。話は少しそれますが、 はまったポイントを書いておきます。
- 固定IPアドレス環境で使うと、設定後のIPアドレスは192.168.11.150にな る。
- Web経由での設定が可能である。設定用Web上には、初期状態ではパスワー ドは設定されていないと書かれているが、実際は設定されている。(パス ワードは、マニュアル(1枚の紙)に書かれている)
ともかくネットワーク上で、玄箱を探したかったので、IPアドレスにpingをかけ ることにしました。つまり、以下のようなコマンドを作りたいのです。これを126行書くのは大変です。そこで、以下のようなperlプログラムを書き、 実行します。ping -c 1 192.168.5.1 ping -c 1 192.168.5.2 ping -c 1 192.168.5.3 : : :このプログラムをping.perlとすると、以下のようにすると画面に表示されます。for ($i = 1; $i < 255; $i++) { print "ping -c 1 192.168.5.", $i, "\n"; }これをリダイレクトして、一度ファイルに保存してからシェルとして実行しても 良いですし、以下のように直接実行しても構いません。perl ping.perlperl ping.perl | sh
もしプログラムを間違えて、以下のように書いてしまったとします。つまり、最初と最後の行に間違ったIPアドレスにpingするプログラムを書いてし まったとします。for ($i = 0; $i < 256; $i++) { print "ping -c 1 192.168.5.", $i, "\n"; }このときは、もちろんプログラムを修正しても良いですし、リダイレクトして得 られたプログラムの最初の行と最後の行を削除しても構いません。短時間で目的 が果たせれば、手段はどうでも良いのです。ping -c 1 192.168.5.0 ping -c 1 192.168.5.1 : : : ping -c 1 192.168.5.254 ping -c 1 192.168.5.255